みなさんが使っているパワーポイントで、プロに頼んだようなかっこいい名刺が作れるって知っていましたか?
名刺ショップ.comでは、専用のテンプレートファイルを用意しており、このテンプレートに沿ってデザインをすることで簡単に名刺を作ることができます。
ここでは、専用テンプレートを使った名刺づくりをステップごとにご説明していきます。
今回の記事中では以下の内容で名刺を作っていきます。
もちろん、ご自分のまたは自社の名刺の内容に読み替えて作成していただいても問題ありません。
社名:名刺ショップ株式会社
肩書:代表取締役社長
名前:名刺一郎
所在地:〒343-0825埼玉県越谷市大成町7-1609-8
電話番号:048-940-7131
FAX番号:048-940-7131
WebサイトURL:https://meishishop.com/
メールアドレス:info@meishishop.com
目次
1 名刺ショップ.comのテンプレートをダウンロード
こちらから名刺ショップ.comが提供している名刺デザイン用のテンプレートファイルをダウンロードして保存しましょう。縦書き・横書きの2つのバージョンがあります。
2 画像書き出しのための設定を行う(Windowsのみ)
Powerpointでは作成したデータを画像形式で書き出しすることができますが、windows版ではそのままだと粗い画像となってしまい、名刺としての品質が担保できません。そのため、下記のファイルをダウンロードしていただき、ダブルクリックして起動することで、設定を変更して印刷品質の画像を出力することができるようになります。
設定用ファイルを用意していますので、下記よりダウンロードして実行してください。
※Powerpoint2007以前のバージョンはサポート外となります。
3 テンプレートを開く
ダウンロードしたテンプレートファイルを開きます。
「ファイル」→「開く」でテンプレートファイルを指定してください。
開くとこのような形で表示されます。
4 デザインビューの切り替え
名刺ショップ.comのテンプレートでは、PowerPointスライドのレイアウト機能を使って、名刺のデザインの時に便利なガイドラインが入ったレイアウトや、入稿用の余計な線が入っていないレイアウトなど様々なレイアウトを切り替えることができるようになっています。
レイアウトは、「ホーム」タブ(リボン)の「レイアウト」から切り替えができます。
3つのレイアウトタイプを必要に応じて切り替えてください。
デザイン用
デザインを進める際に使うレイアウトです。デザインをきれいに揃えるためのガイドラインが引かれています。断ち切りの要素がある場合もガイドに沿って配置してください。
仕上がり確認用
出来上がった名刺デザインを印刷して確認する時のためのレイアウトです。外枠のラインのみ引かれているレイアウトになっており、枠の内側が実際の名刺サイズとなります。
入稿用
最終的に出来上がった名刺デザインはこの入稿用レイアウトに変更の上入稿してください。
5 デザインをしよう
5-1 文字類の入力
まず、名刺として最低限必要なテキスト類を入力していきます。
横書き、縦書きのテキストボックスを利用して文字を入力していきますが、デザインをきれいに揃えるためにテキストボックスの設定を変更しておくことをおすすめします。
テキストボックスを右クリックして図形の書式設定を表示
テキストボックスの余白サイズを上下左右0ミリに変更
この設定に変更することで、ガイドラインにテキストがぴったり揃うようになります。
5-2 文字のサイズを調整する
限られたスペースしかない名刺の場合、情報を整理し見やすい名刺にするためには文字サイズの調整と配置が非常に重要となります。情報の重要度とそのグループによって、ある程度基準となるフォントサイズがあります。
名前や社名:12~15pt程度
肩書など 8~10pt程度
住所・電話番号・メールアドレスなど:5~8pt程度
印刷する上での限界があり、概ね3.5pt程度と言われています。実際の読みやすさを考えると小さくても5pt程度のサイズはあったほうが良いと思います。情報量が多くなりすぎてフォントサイズがそれ以下になってしまう場合は、情報を詰め込みすぎていないか、または裏面に一部の情報を移すなどの対応をした方が良いでしょう。
5-3 選択ツールを使って入力した文字を適切な位置に動かす
選択ツールを使って、名刺上の好きな位置に各項目を並べていきましょう。
この際に重要なのは「情報のまとめ方」です。
人間の目線は横書きの名刺の場合は左上から右下へと流れていきます。そのため、基本的には左上から順番に情報を並べていけば違和感が少なくなります(多少の順番の違いは問題ありません)
このセオリーに則ると、
・社名は単独
・肩書と名前は一つにまとめる
・所在地や電話番号など付属的な情報も一つにまとめる
のが定番です。
この順番に並べてあげると、不思議と名刺っぽく見えてくるから不思議なものです。
どうでしょう?
ここまで出来ればあと一息です!
6 入力内容を保存する
最後に、入力した内容を保存しましょう。
あらかじめテンプレートを別名で保存していれば、そのまま保存しても良いですが、名刺のデザインにおいては、他の方のデータを見たい、データを使いまわしたいなどというニーズが良く発生しますので、別名で保存しておいてあると便利だと思います。
参考までに、筆者は、「コスモメディア名刺_名前_201907.ppt」のように、名前と日付を入れたファイル名を付けて別々に管理しています。
7 入稿用の画像データを作成する
データを保存したら、最後の作業として、データ入稿用に画像化した名刺データを作成します。
まず、レイアウトを「入稿用」に変更し、枠線が全くない状態にしてください。
ファイル→エクスポートでデータのエクスポートができますが、ここでファイル形式として「PNG」形式を指定して、画像として書き出しをしてください。
ここまで出来れば、あと一息、入稿を行えば名刺を発注することができてしまいます。
8 データを入稿する
最後に、出来上がった名刺を名刺ショップ.comで発注・入稿すれば作業完了です。
名刺ショップ.comのwebサイトにアクセスし、右上の「ご注文はこちら」ボタンを押してください。
今回ははじめての入稿になるので、「新規データでお申し込みの方」の「PNG/JPEGはこちらから」をクリックしてください。
この後、会員登録が済んでいない場合は会員登録を行っていただき、ログインを行うと用紙・色数・縦横のサイズ・印刷枚数の選択を行い、デザイン編集画面に進みます。
※デザイン編集画面はflashを利用しています。スマートフォンでの入稿ができない仕様となっておりますが、予めご了承ください。
テンプレートに従って作成した画像であれば、アップロードが完了すれば、そのまま入稿ができる状態になります。
これで入稿作業は完了です。
あとは、配送情報・支払情報を入力すれば注文完了となります!
思ったより簡単だったのではないでしょうか?
これまで名刺の作成でお悩みだった方にも使いやすい仕組みができたと考えています。
ぜひご利用いただければ幸いです。